資生堂の出直り目立つ、中国の景気刺激策をうけ中国市場の回復など期待、中国関連株が高い

■中国人民銀行が「追加緩和、預金準備率・住宅ローン金利下げ」

 資生堂<4911>(東証プライム)は9月25日、連日出直る相場となり、午前11時を過ぎては6%高の3787.0円(227.0円高)前後で売買されている。「中国、景気刺激へ追加緩和、預金準備率・住宅ローン金利下げ、デフレ回避は不透明」(日本経済新聞9月25日付朝刊)と中国の景気対策が伝えられ、中国市場の回復に期待が強まったとみられている。米国24日のNY株式市場では同様の見方からエスティ・ローダーが大きく値上がりしたとされており、東京市場ではコーセー<4922>(東証プライム)も高い。また、中国景気敏感株とされる安川電機<6506>(東証プライム)なども高い。

 「中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は24日、追加の景気刺激策を発表した。市中に出回るお金を増やしたり、融資済みの住宅ローン金利を引き下げたりする。内需を刺激しデフレ回避を急ぐ」(同)と伝えられた。2012年に黒田日銀総裁が就任した頃に似ているとの感想もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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