【株式市場】前場の日経平均は127円高、NYダウ最高値や中国の景気刺激策など好感され主要銘柄が軒並み高い

◆日経平均は3万8068円22銭(127円63銭高)、TOPIXは2660.55ポイント(3.82ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億6965万株

 9月25日(水)前場の東京株式市場は、円高を受けて取引開始後は模様ながめの印象だったが、NYダウの4日連続最高値などを受けて米国景気拡大とその恩恵への期待は強い様子でホンダ<7267>(東証プライム)や三菱重<7011>(東証プライム)などが高く、中国の追加の景気刺激策も伝えられたため安川電機<6506>(東証プライム)や資生堂<4911>(東証プライム)などの中国景気関連株も出直りを強めた。東京エレク<8035>(東証プライム)なども高い。日経平均は6円高で始まったあと71円75銭安(3万7868円84銭)まで軟化したが、朝方の円高の鈍化もあり次第に上げ、午前1時20分過ぎには162円16銭高(3万8102円75銭)まで上げて前引けも堅調だった。

 日本新薬<4516>(東証プライム)が急伸し肺高血圧症薬に関する承認取得を好感。サイボウズ<4776>(東証プライム)は月次動向が快調で自社株買いの発表も好感され大幅出直り。アイビー化粧品<4918>(東証スタンダード)は業績予想の大幅増額が好感され急伸。グランディーズ<3261>(東証グロース)は買い気配のまま値が付かず株主優待の新設を好感し2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億6965万株、売買代金は1兆8263億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は906銘柄、値下がり銘柄数は686銘柄。

 東証33業種別指数は17業種が値上がりし、機械、ガラス土石、輸送用機器、非鉄金属、卸売り、空運、繊維製品、鉄鋼、パルプ紙、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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