【株式市場】前場の日経平均は942円高、米半導体株高や円安など好感され配当取りの買いも入り全業種別指数が高い

◆日経平均は3万8812円94銭(942円68銭高)、TOPIXは2702.38ポイント(51.88ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億5742万株

 9月26日(木)前場の東京株式市場は、円相場の反落・円安と米半導体株指数の3日続伸などを受けてアドバンテスト<6857>(東証プライム)などの半導体関連株や電子部品株が軒並み高となり、業績予想を増額修正したJ-オイルミルズ<2613>(東証プライム)なども活況高となった。26日は9月末基準の配当や優待、株式分割の買付期限(権利付き最終日)とあって幅広い銘柄に買いが流入したもようで任天堂<7974>(東証プライム)なども上げ、東証33業種別指数は全業種が値上がりした。日経平均は393円高で始まった後も一段と上げ続け、前引け間際には963円73銭高(3万8833円99銭)まで上げた。

 KOKUSAI ELECTRIC<6525>(東証プライム)がプライム銘柄の値上がり率1位となり米半導体株高に加え25日に伝えられた大手証券による投資判断、年初来の安値圏という株価の位置などが材料視され活況高。児玉化学<4222>(東証スタンダード)は突如急伸型でストップ高となり鍛造品企業の子会社化など材料視。ノイルイミューン・バイオテック<4893>(東証グロース)はタカラバイオとの提携が材料視され急伸。QPS研究所<5595>(東証グロース)は直近打ち上げた宇宙衛星による初の画像取得など好感されて再び出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は8億5742万株、売買代金は2兆2012億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は1457銘柄、値下がり銘柄数は158銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、その他製品、金属製品、電気機器、機械、精密機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る