【株式市場】日経平均は324円高まで上げたあとも値を保ち大幅続伸基調

◆日経平均は2万7763円43銭(269円19銭高)、TOPIXは1934.82ポイント(19.68ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億5756万株

 8月24日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅続伸とS&P500、NASDAQの最高値更新を受けてソニーG<6758>(東1)や東京エレク<8035>(東1)などが上げ、米国景気回復に乗る期待などから日本郵船<9101>(東1)などの海運株、日本製鉄<5401>(東1)などの鉄鋼株も活況高。自動車株も高い。日経平均は159円高で始まったあと次第高となり、午前11時にかけて323円65銭高(2万7817円89銭)まで上げ、前引けも上げ幅を保ち大幅続伸基調となった。

 東邦アセチレン<4093>(東1)が「在宅酸素治療サービス」など注目されて2日連続大幅高。オムロン<6645>(東1)はパルスオキシメーター増産要請報道などで連日高値を更新。アクロディア<3823>(東2)は「抗体パスポート」アプリの一般無料提供開始などが注目され急伸。インティメート・M<7072>(東マ)か9月決算への期待などが言われて大幅反発の切り返しとなりストップ高。プラコー<6347>(JQS)は自社株買いと中期計画など好感されて急伸し一時ストップ高。

 新規上場のタンゴヤ<7126>(JQS)は、9時13分に公開価格1600円を6%上回る1703円で初値をつけ、その後は同7%高の1710円まで上げ、前引けは1612円。

 東証1部の出来高概算は4億5756万株、売買代金は1兆1450億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1753銘柄、値下がり銘柄数は323銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が上げ、海運、鉄鋼、空運、非鉄金属、電気機器、金属製品、鉱業、サービス、陸運、機械、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る