バルニバービは戻り高値を更新、淡路島で地方創生事業を行い「石破関連銘柄」の買い

■北西海岸に続き南岸エリアも開発、今期は各利益とも増益の見込み

 バルニバービ<3418>(東証グロース)は9月30日、8%高の1370円(100円高)まで上げた後伸びきれないが後場も7月31日以来の1300円台に進んだまま売買され、戻り高値を更新している。自民党の石破新総裁が掲げる政策「地方創生」を受け、「淡路島等での地方創生にも注力」(会社四季報・秋号、東洋経済新報社)とある点などをテコに買いが入ったもよう。今期・2025年7月期の連結業績予想は営業利益39%増など各利益とも増益に転じる見込みとしており、業績面から注目し直す様子もある。

 淡路島に関連する取組では、北西海岸を舞台に展開する食を通じた地方創再生プロジェクト「Frogs FARM ATMOSPHERE」として飲食店、宿泊施設など、現在20施設を展開している。さらに、24年7月に淡路島南岸に約900坪を占めるエリアを開発し、レストランを出店した。前7月期の連結決算は9月13日に発表し、売上高は前期比0.7%増の134億52百万円、営業利益は同44.2%減の6億47百万円で、各利益とも減益だっが、今期は、売上高を8.5%増加、営業利益は39.1%増加など各利益とも2ケタの伸び率で増益に転じる見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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