ブライトパス・バイオ、CAR-T細胞製造の革新的技術で特許取得、信州大学・京都府立医科大学と共同開発

■中国、欧米での特許取得も順調に進行中

 ブライトパス・バイオ<4594>(東証グロース)は10月22日、信州大学及び京都府公立大学法人と共同で出願していた「CAR発現免疫細胞を含む細胞集団の製造方法」に関する特許(特願2021-535434)について、日本特許庁から特許査定の通知を受けたことを発表した。

 同特許は、人工的に作製された抗原提示細胞を用いるCAR-T細胞の製造方法に関するもので、標的抗原や細胞種類の限定がない広範な権利範囲を持つ。現在、信州大学において再発及び進行骨・軟部肉腫及び婦人科がんを対象とする第Ⅰ相臨床試験が進められている。

 共同開発は信州大学医学部の中沢洋三教授の非ウイルス遺伝子導入法に基づいており、同大学の柳生茂希教授(京都府立医科大学講師)とともにHER2を標的とするキメラ抗原受容体療法として展開している。同特許は中国、欧米でも出願され、審査が順調に進んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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