日本ケミファ、投資有価証券売却で1億2800万円の特別利益を計上

■売却益は2026年3月期第1四半期に特別利益として計上

 日本ケミファ<4539>(東証プライム)は6月5日、保有する投資有価証券の一部を売却し、1億2800万円の売却益を計上したと発表。売却は資産効率の向上と財務体質の強化を目的として実施され、2025年5月22日から6月5日にかけて行われた。売却益は2026年3月期第1四半期連結会計期間において特別利益として計上されるが、業績予想に変更はない。

 今回の売却対象は上場有価証券1銘柄であり、売却益は既に2025年5月14日に開示された業績予想に反映済みだ。同社は資産の効率的な活用と財務基盤の強化を進めており、今回の措置はその一環と位置付けられる。

 日本ケミファは、投資家への情報開示を適切に行い、今後の経営戦略に沿った財務運営を継続するとしている。業績見通しに変動がないことから、短期的な財務状況への影響は限定的とみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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