2024年夏のゲリラ雷雨7.9万回発生、関東の雷回数4倍増、4人に3人がゲリラ雷雨に遭遇

■東京・埼玉で雷回数が昨年比約4倍に急増

 ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は10月23日、2024年夏のゲリラ雷雨の発生回数と調査結果を発表した。全国での発生回数は7万8945回で、昨年比約0.8倍、例年比約1.2倍となった。発生のピークは8月下旬で、記録的な猛暑と高気圧縁辺の湿った空気の影響を受けた。特に関東地方では、東京都で昨年比3.9倍、埼玉県で昨年比4.1倍と雷回数が大幅に増加した。

 ゲリラ雷雨まとめ調査では、全国1万6100人から回答を得た。4人に3人がゲリラ雷雨に遭遇し、そのうち半数以上が何らかの被害を受けた。被害の内容は「交通機関への影響」が最多で29.6%、次いで「道路冠水」が24.0%となった。

 命の危機を感じた人は14.8%で、その78.0%が「近くへの落雷」を理由に挙げた。想定外の出費があった人は22.6%で、平均出費額は2,716円と昨年より増加した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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