富山第一銀行の上げ目立つ、業績予想を増額修正、銀行株に期待波及し地銀株など軒並み高い

■与信関係費用が減少、価証券関係損益は改善、経常利益は前回予想を28%増額

 富山第一銀行<7184>(東証プライム)は10月29日、取引開始後に9%高の1138円(93円高)まで上げた後も1130円前後で売買され、急激に出直る相場となっている。28日の夕方、第2四半期の連結経常利益の予想(2024年4~9月・累計、連結)を前回予想比28.7%上回る見込みに見直すなど、業績予想を全体に増額修正し、注目が再燃した。これを受け、他の銀行にも期待が波及したようで、地方銀行株や大手銀行株は一部を除いて軒並み値上がりしている。

 富山第一銀行は24年4~9月連結業績見込みについて、経常利益を5月に開示した前回予想比28.7%増の見込みに見直し、親会社株主に帰属する中間純利益は同31.3%上回る見込みに見直した。、主に銀行単体の業績予想の修正によるもので、与信関係費用の減少、有価証券関(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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