クレスコが再び出直る、業績好調、株価は「クジラ幕」で新たな相場に向けた土台形成の見方

■中間決算は売上高11%増、営業利益32%増などとなり好調

 クレスコ<4674>(東証プライム)は11月21日、5%高の1272円(58円高)まで上げた後も堅調に売買され、再び出直っている。受託ソフト開発などに強く、第2四半期決算(2024年4~9月:中間期、連結)は売上高11%増、営業利益32%増などと好調。11月上旬には6日続落の場面があったが、直近は高・安・高・安・高・安・高と、値上がり・値下がりが交互に現れる「クジラ幕相場」を示現しており、株式市場関係者からは、新たな相場に向けた土台が形成されてきたとの見方が出ている。

 今年度(25年3月期)から『中期経営計画2026』を開始。27年3月期に連結売上高700億円(24年3月期比32.7%像)連結営業利益率11.5%、連結ROE15%の達成を財務KPIとして掲げ、共創型モデルの確立、品質リーダーシップ発揮、技術・デジタルソリューションの拡張、など7つの成長戦略を推進している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る