NTTが後場一段と強含む、「国内最大の陸上養殖によるエビの生産事業者に」

■第2四半期は営業収益が過去最高、営業利益などは小幅減

 NTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)は11月7日の14時に第2四半期決算を発表。株価は発表後に一段と強含んで14時半前には152.3円(5.6円高)をつけ、約1か月ぶりに150円台を回復している。

 第2四半期決算(2024年4~9月・累計、IFRS、連結)は、売上高に当たる営業収益が前年同期比3.6%増の6兆5906,25億円となり、第2四半期累計としては過去最高を更新した。営業利益は同3.2%減、当社に帰属する中間利益は同17.3%減だったが、EBITDA(償却前利益)は同0.7%増加した。

 この期間の「トピックス」として、「モビリティ分野におけるトヨタ自動車との取り組み」(モビリティAI基盤の開発)などとともに、「陸上養殖の取り組み」として、「NTTグリーン&フードが静岡県磐田市で国内最大級のエビの陸上養殖施設を2024年12月に運用開始予定」(説明資料より)とした。「24年8月に子会社化した「海幸ゆきのや合同会社」の生産量とあわせて国内最大の陸上養殖によるエビの生産事業者になる」(同)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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