極楽湯HDが急伸、朝高後は売買交錯だが中間期の営業利益2.9倍など好感

■通期予想は非開示だが下期は温浴シーズンに入るため期待強い

 極楽湯HD(極楽湯ホールディングス)<2340>(東証スタンダード)は11月15日、17%高の497円(72円高)で始まったあと売買交錯だが、後場、14時40分を過ぎても8%高の458円(33円高)前後で売買され、年初来の高値を更新している。14日の15時30分に発表した第2四半期決算(2024年4~9月:中間期、連結)の営業利益が前年同期の2.9倍になるなどで注目再燃となった。

 4~9月は、売上高が前年同期比0.3%増の69億86百万円で、営業利益は同187.0%増の6億93百万円だった。飲食メニューの考案・販促、入館料金の改定、シーズン料金の期間拡大などにより大幅な増益となった。通期・25年3月期の連結業績予想については、第1四半期決算時に続いて「現時点では業績に影響を与える未確定な要素が多いため、業績予想を数値で示すことが困難な状況」として開示を見送ったが、下期は温浴シーズンのため期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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