朝日ラバーは後場一段と強含む、決算説明会動画をホームページにアップ、注目再燃の様子

■自動車向けスイッチ製品の受注が増加、パリ五輪後は卓球用ラバーの注文も増加

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は12月4日の後場、13時50分にかけて550円(16円高)まで上げ、一段と強含んで約5週間ぶりに550円台を回復している。3日、第2四半期決算の説明会動画を同社ホームページにアップし、あらためて注目されている。

 第2四半期決算(2024年4~9月:中間期・連結)は、工業用ゴム事業、医療衛生用ゴム事業ともに好調で、売上高は前年同期比10.0%増加したが、利益面では開発製品の立上げに係る労務費・経費、生産性合理化につながる設備投資に係るコストの計上などがあり、各利益とも小幅損失だった。ただ、工業用ゴム事業は自動車向けスイッチ製品の受注が増加。スポーツ用ゴム製品は、卓球用ラバーがパリ五輪後に注文増加するなどで四半期会計期間として過去最高の売上高を更新した。通期では各利益とも黒字の見通しに変更なしとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る