加賀電子が一段高、「M&Aへの挑戦」などに期待強く5か月ぶり2900円台に進む

■2028年度に創業60周年

 加賀電子<8154>(東証プライム)は12月13日、反発一段高となり、取引開始後に5%高の2956円(139円高)まで上げて約5か月ぶりの2900円台に進み、その後も堅調に売買されている。11月初旬に中間決算を発表した後は軟調もみあいだったが、11月28日開催のオンライン決算説明会の前後を下値に株価は回復傾向を続けている。

 中間決算(2024年4~9月・連結)は小幅な減収減益だったが、社内計画は上回った。同時に公表した『中期経営計画2027』(2025年度~2027年度)では、創業60周年の2028年度に向けて「M&Aへの挑戦」などをかかげ、売上高の「2028年度1兆円」に向けて「次期中計期間中に1000億円超の新たな事業収益を獲得」することなどをめざすとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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