タイミーが急伸しストップ高、10月決算の営業利益2.2倍、今期も41%増から58%の増加を見込む

■飲食業分野は反動減だったが利益面では計画を上回る

 タイミー<215A>(東証グロース)は12月13日、買い気配で始まった後ストップ高の1490円(300円高、25%高)まで上げ、急伸相場となっている。12日の15時30分に発表した10月決算(2024年10月期・非連結)が売上高66.5%増加、営業利益2.2倍となるなど大幅に拡大し、今期・25年3月期の予想も営業利益を41.3%増から58.0%増の見込みとし、注目集中となった。

 「すきまバイト」(短時間・単発のアルバイト)情報サービスの先駆者企業で、24年10月期は、売上高が「昨年のマスク解禁(飲食店での需要増)の反動やマクロ環境の影響から特に飲食業界で軟調に推移したため全体でも僅かながら未達」(決算説明資料より)だったが、営業利益は「ワーカーマーケティングの低減や規律を持った投資の継続等で計画を上回り大幅増益」となった。

 今期は、「引き続きAA(アクティブアカウント)数の増加を背景として増収し、効率的かつ規律を持ったマーケティング投資等により営業利益率の改善を見込む」(同)などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る