グッドライフカンパニーが一時ストップ高、連続最高益予想で自社株買いも好感

■九州など中心に投資用マンションを展開、首都圏エリア進出へ

 グッドライフカンパニー<2970>(東証スタンダード)は12月20日、買い気配で始まった後一時ストップ高の2580円(500円高、24%高)まで上げ、午前10時を過ぎても2400円前後で推移、急激な出直り相場となっている。九州、沖縄などを中心に投資用マンション事業を行い、最高益を連続更新する見込み。19日の夕方に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、高業績と合わせて買いが集中している。

 自社株買いは、上限株数20万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.72%)、取得総額 5億円。取得期間は2024年12月20日から25年2月14日までの予定。

 今期・24年12月期の連結業績予想は、10月にマンション設計などを行う(株)デベロップデザイン社の株式100%を取得し、首都圏エリア進出などに向けた「重要な一手」(決算説明資料より)としたことなどもあり、売上高を前期比48.7%増加の見込みとし、営業利益は同50.7%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は同52.9%増加の見込みとする。売上高、各利益とも連続最高を更新することになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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