アルフレッサHD、がん治療薬「KORTUC」の日本国内販売独占交渉権を取得、4.5億円の転換社債引受で開発支援へ

■放射線治療効果を高める新薬の独占交渉権を確保

 アルフレッサ ホールディングス<2784>(東証プライム)および四国アルフレッサは12月24日、米国のKORTUC INC.との間で資本業務提携契約を締結したと発表。両社は、がんの放射線治療効果を高める放射線増感剤「KORTUC」の日本国内における販売および流通に関する独占交渉権を取得するとともに、300万USD(4億5000万円)の転換社債を引き受けることで合意した。

 コルタック社が開発を進める「KORTUC」は、高知大学名誉教授の小川恭弘博士が発明した放射線増感剤である。この製剤は、腫瘍内部の低酸素状態による放射線治療効果の減少という課題を解決し、治療効果の向上が期待されている。

 アルフレッサグループは、2032年度に向けた中長期ビジョンのもと、「健康寿命の延伸」「地域医療への貢献」「ヘルスケアイノベーション」を目指している。今回の提携により、革新的ながん治療ソリューションの普及を支援し、企業理念の実現を図っていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■電力・電線株に注目、AIとGXが切り拓く新たな投資機会  ソフトバンクグループ<9984>(東証…
  2. ■初心者プログラマーはJavaから始める?人気の理由とキャリアパス  インタースペース<2122>…
  3. ■原材料価格の高騰や経費増大で  崎陽軒は、2025年2月1日(土)から製品の価格を改定すると発表…
2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

ピックアップ記事

  1. ■不動産株投資、代替投資としての可能性に注目  新型コロナ感染症のパンデミック時にリモートワーク需…
  2. ■ムゲンエステート、ミガロホールディングスなど高値更新―富裕層のオルタナティブ投資が牽引  昔から…
  3. ■金利上昇期待高まる、金融株に注目集まる  日銀の政策金利引き上げを受け、3メガバンクが普通預金金…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ大統領の就任や日銀の政策金利引き上げ…激動の相場を生き抜くヒント  前日26日に千秋楽を…
  5. ■トランプ政権と金融政策に影響されない銘柄の選別法  昨年IPOされた86銘柄には、リベンジ相場と…
  6. ■株主価値向上を目指すIPO市場の課題  IPO(新規株式公開)市場は、2024年12月27日の2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る