【株式市場】前場の日経平均は957円高、円安など好感され前日の下げを大きく奪回

◆日経平均は4万264円50銭(957円45銭高)、TOPIXは2792.49ポイント(36.11ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億9596万株

 1月7日(火)前場の東京株式市場は、NY市場でNASDAQや半導体株指数が続伸したことや、円相場が中盤から円安進行となったことなどを受け、日経平均は277円高で始まった後も上げ幅を広げ続け、午前11時過ぎには981円75銭高(4万288円80銭)まで上げて前引けとなった。前日の587円安を完全に奪回して一段高。東京エレク<8035>(東証プライム)が10%高など半導体関連株の上げが目立ち、ホンダ<7267>(東証プライム)は連日戻り高値など自動車株も軒並み高い。日本製鉄<5401>(東証プライム)は続落模様だが、みずほFG<8411>(東証プライム)は高値更新など銀行株も高い。

 富士通ゼネラル<6755>(東証プライム)がストップ高まで上げ、給湯器などの大手「パロマ」の持株会社からのTOB(株式公開買付)を受け急伸。マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は優待拡充など好感した12月下旬の急伸相場が再燃とされ再び急伸。ファンデリー<3137>(東証グロース)は株主優待の導入に続き「ファン株主2万人構想」の発表が好感され2日連続ストップ高。12月26日上場のvisumo<303A>(東証グロース)は4日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億9596万株、売買代金は2兆5150億円。プライム上場1643銘柄のうち、値上がり銘柄数は884銘柄、値下がり銘柄数は701銘柄。

 東証33業種別指数は22業種が値上がりし、サービス、銀行、証券商品先物、精密機器、機械、その他金融、情報通信、輸送用機器、その他製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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