【株式市場】日経平均は451円高、後場は今夜のNY休場などで小動きだったが大幅反発

◆日経平均は3万8902円50銭(451円04銭高)、TOPIXは2711.27ポイント(31.85ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は14億9872万株

 1月20日(月)後場の東京株式市場は、今夜のNY株式市場が休場とあって材料株に資金が向く様子となり、日経平均は前場の高値3万9032円93銭(581円47銭高)を抜かず、上げ幅400円台から500円超の範囲で小動き横ばいのまま大引けとなった。前場上げた銀行株は三菱UFJ・FG<8306>(東証プライム)が一段ジリ高となり、野村HD<8604>(東証プライム)は高値引けなど、日銀の金融政策を先取る動きも強い様子。第一三共<4568>(東証プライム)は中盤にかけて一段強含み米国での新薬承認を好感。テレビ朝日HD<9409>(東証プライム)などテレビ局株も上げ幅を保って推移した。

 後場は、ネクスグループ<6634>(東証スタンダード)が一段と上げリミックスポイント<3825>(東証スタンダード)は前場ストップ高で売買されたまま大引けまで買い気配など、引き続き暗号資産関連株が活況で米トランプ次期大統領の政策に期待の動き。アマテイ<5952>(東証スタンダード)は14時の優待発表を受けて急動意。揚羽<9330>(東証グロース)は前週末発表の上場1周年記念優待が材料視され前後場とも買い気配のまま大引けまでストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は14億9872万株(前引けは7億6649万株)、売買代金は3兆3768億円(同1兆7299億円)。プライム上場1643銘柄のうち、値上がり銘柄数は1290(前引けは1422)銘柄、値下がり銘柄数は304(同177)銘柄。

 東証33業種別指数は海運、その他製品、鉱業を除く30業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位は、輸送用機器、医薬品、銀行、ガラス土石、証券商品先物、電気機器、精密機器、鉄鋼、ゴム製品、機械、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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