
■大韓航空とアシアナ航空の統合を見据えた機材更新の一環と伝えられる
大阪チタニウム(大阪チタニウムテクノロジーズ)<5726>(東証プライム)は8月27日、再び一段と出直る相場になり、2103円(123円高)まで上げた後も堅調で3日ぶりに戻り高値を更新している。航空機用チタン素材を米ボーイングなどにも提供し、「大韓航空(KAL/KE)はソウル時間8月26日、米ボーイング製航空機103機の購入やエンジン整備契約などを含む総額約約500億ドル(約70兆ウォン、約7兆3500億円)を投資すると発表した」(航空経済紙Aviation Wire:アビエーションワイヤー8月26日午前)などと伝えられ、需要拡大への期待が強まっている。
大韓航空による大量発注については、25日に米トランプ大統領と韓国・李在明大統領がホワイトハウスで会談したことを伝えたいくつかの報道で示され、大阪チタニウムの株価も動意を強めていた。「今回の大型発注は、アシアナ航空(AAR/OZ)との統合を見据えた機材更新の一環で、長期的な成長を支える戦略的措置と位置づけている」(同)とされた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)