資生堂は一段と出直って始まる、英投資会社が株式保有とされ2017年以来の安値圏から2日続けて反発

■英投資会社インディペンデント・F・パートナーズの動向を注視

 資生堂<4911>(東証プライム)は2月20日、一段と出直って始まり、取引開始後は2725.0円(56.0円高)をつけ、2017年以来の安値圏から2日続けて出直っている。昨19日午後、「英投資会社、資生堂株を5.2%保有『純投資、重要提案行為も』」(日経電子版2月19日14時台)と伝えられ、大引けにかけて一転急反発となり、注目を集めた。今朝も買い先行で始まっている。

 「5%ルール」に基づく大量保有報告書によると、「英投資会社のインディペンデント・フランチャイズ・パートナーズ(IFP)が資生堂の株式の5.2%を保有していることが19日分かった」(同)。状況によっては重要提案行為などを行う可能性があるもよう。同ファンドは、以前、キリンホールディングス<2503>(東証プライム)にいくつかの提案を行ったことがあると伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る