【株式市場】円安など好感し日経平均は「2万円」に現実味とされ大幅続伸

株式

◆日経平均の終値は1万9642円74銭(377円14銭高)、TOPIXは1590.97ポイント(27.38ポイント高)、出来高概算(東証1部)は25億1472万株

チャート13 9日後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)第一生命保険<8750>(東1)が後場寄り後に一段強含んで高値圏で推移するなど、引き続き主力株が強く、日経平均は「2万円」に現実味が出てきたとされて13時40分頃に前場の高値を上回り418円81銭高(1万9684円41銭)まで上げた。終値での1万9600円台は8月20日以来2ヵ月半ぶり。主な株価指数は東証マザーズ指数を除いてすべて高い。

 後場は、正午に四半期決算を発表したインターネットイニシアティブ<3774>(東1)が一段上値を追い、13時に発表した日本特殊塗料<4619>(東1)も一段高。ジグソー<3914>(東マ)は前週末の発表を好感して前場から強さを継続し、フューチャーベンチャーキャピタル<8462>(JQS)は地方支援型ファンドが政策に乗るとの見方や四半期黒字決算などが好感されて急反発。

 東証1部の出来高概算は25億1472万株(前引けは12億6707万株)、売買代金は2兆9983億円(同1兆4158億円)。1部上場1911銘柄のうち、値上がり銘柄数は1563(同1598)銘柄、値下がり銘柄数は294(同248)銘柄。

 また、東証33業種別指数は鉱業、非鉄金属を除く31業種が値上がり(前引けは鉱業を除く32業種が値上がり)し、値上がり率上位の業種は、保険、精密機器、銀行、その他金融、証券・商品先物、繊維製品、建設、機械、輸送用機器、パルプ・紙、電気機器、などとなった。

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