東京エレクトロンが再び出直りを強めて始まる、「九州半導体パーク構想」熊本県が25日にも「推進ビジョン」発表とされ期待強まる

■米半導体株高も好感、半導体関連株は軒並み高く始まる

 東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は3月25日、再び出直りを強めて始まり、取引開始後は3%高の2万2900円(710円高)まで上げ、約1か月ぶりに2万3000円台を回復している。「九州『半導体パーク』構想具体化へ、熊本・北九州が先行-シリコンアイランド」(日経電子版3月25日朝)と伝えられており、需要増加への期待が強まった。また、米国24日のNY株式市場で半導体関連株が一斉高となったことも買い安心感につながっている。

 報道によると、熊本県では三井不動産<8801>(東証プライム)が検討を進め、「半導体関連の企業や研究機関を集積し、台湾のように産業をけん引する一大拠点とする『サイエンスパーク』構想の具体化に向けた動きが出始めた」「25日にも県としてめざす姿をまとめた『推進ビジョン』を発表する見通しだ」という。「北九州市も意欲を示す」と伝えられた。半導体関連株は軒並み高く始まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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