【銘柄フラッシュ】菊池製作所やタツモが急伸し日本郵政は5日ぶりに上場来高値

銘柄

11日は、日本郵政<6178>(東1)が全国の郵便局などの社有地再開発の期待や11月17日に国際分散投資を行う際のモノサシのひとつMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタルインデックス)の算出対象に加わると伝えられ、後場一段ジリ高の5.5%高となり上場来の高値を更新。他の郵政グループ2銘柄は、ゆうちょ銀行<7182>(東1)が郵便定額貯金の限度額拡大観測やMSCI採用などが言われて2.6%高の続伸となったが、かんぽ生命<7181>(東1)はMSCIに採用されないとされて0.1%安となった。

トーヨーカネツ<6369>(東1)は株主還元の拡大を昨日発表したことなどが好感されて23.0%高と急伸し、前後場ともほとんど東証1部銘柄の値上がり率1位。ネクシィーズ<4346>(東1)は9月に上場した連結子会社ブランジスタ<6176>(東マ)が10日発表の前9月期決算や今期見通しなどを受けて20.8%ストップ高となったことなどが好感されて17.8%ストップ高となり東証1部の値上がり率2位。新日本建設<1879>(東1)は14時の増額発表など好感して16.2%ストップ高となり東証1部の値上がり率3位。

OATアグリオ<4979>(東2)は10日発表の決算が好感されて急伸し10.9%ストップ高となり、同じくロックオン<3690>(東マ)は17.7%高。菊池製作所<3444>(JQS)は厚労省が介護ロボットなどを医療機器として認定の方針と伝えられて28.9%ストップ高。CYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ)は1.0%高程度だが年初来の高値に接近。タツモ<6266>(JQS)は台湾企業との提携などが好感されて25.8%ストップ高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る