オルツ「AI GIJIROKU」の利用企業数が9000社を突破、半年で1000社以上が新規導入

■声紋識別とパーソナライズ機能で業務効率化を実現

 オルツ<260A>(東証グロース)は3月31日、自社のAI議事録ツール「AI GIJIROKU」の利用企業数が2025年1月に9,000社を突破したと発表した。2024年7月に8,000社を超えてから、わずか半年で1,000社以上の新規導入が進み、AI議事録市場における存在感をさらに高めている。

 AI GIJIROKUは、音声認識や自動学習機能を活用し、会議の内容をリアルタイムで文字起こし、翻訳、要約するCommunication Intelligenceツールである。特に、ユーザーの声紋識別や文章のパーソナライズにより、精度の向上と業務効率化を実現している。また、従量課金オプションの柔軟な選択が可能で、企業規模に応じた導入をサポートしている。

 さらに、AI GIJIROKUは企業内のコミュニケーションデータを資産として蓄積し、AIの学習基盤として活用する仕組みを提供。これにより、意思決定の迅速化やナレッジ共有の促進が期待される。オルツは今後、エンタープライズAI基盤としての機能を強化し、日本企業の生産性向上を支援する方針だ。

 同社は、技術の高度化やUI/UXの改善を継続しつつ、「AI GIJIROKU」を通じて企業の業務効率化を推進。今後も、非生産的労働の削減と創造的活動への集中を支援するため、積極的に取り組んでいくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る