オープンハウスGが年初来の高値を更新、総還元性向の導入、期末配当の増配、自社株買いなど好感

■今9月期末配当は94円の予定(前期比11円の増配)に

 オープンハウスグループ<3288>(東証プライム)は4月1日、急反発で始まり、取引開始後に11%高の6195円(624円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新し、2021年以来の高値に進んでいる。31日の通常取引終了後に株主還元方針の変更(総還元性向の導入)、期末配当予想の修正(増配)、自己株式取得(自社株買い)の決定などを発表。今期・2025年9月期末配当の予想を1株94円の予定(前回予想比10円増、前期実績比11円の増配)とし、好感買いが先行している。

 株主還元方針の変更については、さらなる株主還元の強化を図り、これまでの「配当性向20%以上」などに代えて「総還元性向40%以上」を目指すなどとした。また、自社株買いは、375万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の3.25%)、取得総額150億円(上限)で、2025年5月1日から年9月30日まで行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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