アダストリアは次第高、3月の売上高3か月ぶりに増加、「トランプ関税」の影響を直接には受けず注目再燃

■全店売上高は7.4%増加、既存店とともに3か月ぶり増加

 アダストリア<2685>(東証プライム)は4月3日、反発して始まった後も次第高となり、午前10時30分にかけて5%高の3005円(156円高)まで上げ、日経平均1000円安などの中で逆行高となっている。渋谷ヒカリエに本社を置くカジュアルファッション企業で、2日午後に3月の月次動向「月次売上高前年比」を発表。全店売上高が前年同月比7.4%増加し、既存店は同4.1%増加。ともに3か月ぶりに増加し、注目されている。「トランプ関税」の影響を直接には受けない銘柄としても時流に乗るようだ。

 発表によると、3月は、出店が8店舗、退店が5店舗。「天候不順ではあったが、昨年より平均して気温が高く推移し、春物衣料と夏物衣料の販売が伸びた」。また「会員向け20%ポイント還元キャンペーンも奏功した」。「生活雑貨では新生活に向けた家具や小物が売上を伸ばしている」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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