【銘柄フラッシュ】フューチャーベンチャーなど急伸し日本郵政は連日高値

株式市場 銘柄

 13日は、戸田建設<1860>(東1)が昨日昼前の四半期決算発表や業績予想の増額などを好感して10.1%高となり2007年以来の高値に進み、日清食品ホールディングス<2897>(東1)も昨日の好決算などが好感されて9.6%高となり、同じくカドカワ<9468>(東1)は8.4%高、マツモトキヨシホールディングス<3088>(東1)は7.4%高。日本郵政<6178>(東1)は社有地再開発期待やMSCI指数組み入れに向けた期待などから堅調続伸の1.9%高となり上場来の高値を連日更新した。

 アートスパークホールディングス<3663>(東2)はイラスト制作ソフトなどを展開し、東京五輪エンブレム委員会へのエンブレム案応募要項ダウンロードが5万2千件を超えたとの報道に思惑があったほか、自動運転システム技術のZMP(東京都文京区)との相関なども言われて後場ストップ高。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は前期好決算に加え自社株買いなども好感してストップ高の21.7%高。日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQS)は1.4%高に過ぎなかったがNTTドコモ<9437>(東1)との提携などが言われて続伸となり年初来の高値。

 フューチャーベンチャーキャピタル<8462>(東1)は引き続き地方支援ファンドなどが「政策に売りなし」とされて29.6%ストップ高、AppBank<6177>(東マ)も「子育てファミリーを応援するスマホ雑貨店!」が政策に乗るとされて11.1%高の急伸。

 13日に決算などを発表した銘柄の中では、正午に前期決算を発表したコナカ<7494>(東1)が一段強含んで5.0%高、13時に四半期決算を発表したゼビオ<8281>(東1)も動意を強めて4.8%高、日本基礎技術<1914>(東1)は一段と強張り7.8%高、14時過ぎに発表したヤクルト本社<2267>(東1)も一時急伸し、同30分に発表したDIC<4631>(東1)は7.7%高となった。

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