シナネンHD、グループ会社「ミライフ」の脱炭素化サポートコミュニティ「seesaw」が「GXソリューション総合案内」を提供開始

■コミュニティ参加企業・団体との共創により脱炭素化をワンストップ支援

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)の子会社で、関東エリアでLPガス・電気・灯油等のエネルギー販売事業を展開するミライフ(東京都品川区)は、自社で運営する脱炭素化サポートコミュニティ「seesaw」の新たなサービスとして、このほど「GXソリューション総合案内」の提供を開始した。

■共創を通じて脱炭素ソリューションを提供
 「seesaw」は2020年6月にシェアオフィスとして立ち上がり、2022年12月に国内の各地域における脱炭素化の取り組みを一層強化するため、脱炭素化サポートコミュニティとしてリニューアルした。脱炭素化というテーマのもとに集う様々な企業・団体等との”共創”を通じ、地域のGX(グリーントランスフォーメーション)への貢献を目指す。2024年2月には「脱炭素/ESGなんでもヘルプデスク」を開設し、「seesaw」を通じて培ってきた知識、ノウハウ、人脈を活用し、顧客企業のあらゆる質問・要望に応えることで、脱炭素化・ESG対応の推進をサポートしている。2025年度からは、ミライフに新設されたGX・CX戦略部が「seesaw」の運営を担当している。

 今回新たに提供を開始した「GXソリューション総合案内」は、従来の「脱炭素/ESGなんでもヘルプデスク」で提供していたコンサルティングサービスに加え、シナネンホールディングスグループと「seesaw」の参加企業・団体が保有する脱炭素に関するノウハウ・リソースを掛け合わせ、顧客企業の課題に応じて脱炭素化を支援するオリジナルのソリューションを提供するサービスである。

■サービス内容
 「GXソリューション総合案内」は、サステナビリティ方針の策定、GHG排出量の算定から、GHG排出量削減に向けたソリューションの提供、その効果検証および改善まで、顧客企業の脱炭素化の取り組みをワンストップでサポートする体制を整えている。顧客の脱炭素化に向けた取り組みのフェーズに合わせたソリューションの提供が可能となっている。

 脱炭素化に向けたPDCAのサイクルを回していくうえでも、各フェーズにおいて、シナネンホールディングスグループと「seesaw」の参加企業・団体による共創によって、様々なソリューションを提供する。

 今後は、各地域で自社の経営や事業の脱炭素化に課題を持つ製造業、化学工業、多店舗展開をしている小売業などの業種を中心に、同サービスの導入拡大を進め、地域の脱炭素化に貢献していくとしている。

 また、サービス展開にあたっては、地域の自治体、シェアオフィス、金融機関、商工会等のコミュニティとの連携を深め、地域との協業体制を構築したいと考えている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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