【株式市場】前場の日経平均は308円安、金利上昇など受け朝方の142円高から値を消す

◆日経平均は3万7874円59銭(308円67銭安)、TOPIXは2738.59ポイント(33.55ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は10億5979万株

 5月14日(水)前場の東京株式市場は、米NASDAQや半導体株指数の5日続伸を受けてアドバンテスト<6857>(東証プライム)などの半導体関連株は総じて堅調だった一方、今期大幅減益予想のホンダ<7267>(東証プライム)などが軟調で三井物産<8031>(東証プライム)などの大手商社株も総じて安い展開となった。日経平均は朝寄り直後の142円高(3万8325円)を上値に次第安となり、金利上昇など受けて午前10時過ぎには300円安となり、その後も戻りが重く、前引けも下げ幅300円台となった。

 オークネット<3964>(東証プライム)が急伸し業績予想の増額修正を好感。宝HD<2531>(東証プライム)は大きく出直り3月決算と自社株買いを好感。インプレスHD<9479>(東証スタンダード)は赤字大幅改善が注目されて急伸。サークレイス<5029>(東証グロース)は黒字転換など好感され急伸。FinatextHD<4419>(東証グロース)は大幅増益決算など好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は10億5979万株、売買代金は2兆6627億円。東証プライム1635銘柄のうち、値上がり銘柄数は260銘柄、値下がりは1340銘柄。

 東証33業種別指数は4業種が値上がりし、銀行、鉱業、非鉄金属、空運、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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