内田洋行が上場来高値を更新、業績予想の増額修正を好感、9700円台に

■修正後の計画値は、売上・利益ともに過去最高に

 内田洋行<8057>(東証プライム)は6月3日、一段高となり、9%高の9750円(780円高)まで上げて上場来の高値を連日更新し、午前11時にかけても9700円をはさんで強い値動きを続けている。2日15時30分に第3四半期決算と7月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。修正後の計画値は、売上・利益ともに過去最高になるとした。

 第3四半期連結累計期間(2024年7月~25年4月)は、26年度に本格化する自治体システム標準化対応やGIGAスクール端末更新のなかで25年度に先行する案件を獲得したこと、ならびに、学校を結ぶネットワーク構築案件が好調なことなどにより想定を上回って推移した。7月通期の連結業績予想は、売上高を前回予想比6.5%上回る見込みに見直し、営業利益は同12.4%、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.7%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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