アイデミーが後場一段と強含む、5月決算予想の増額修正を好感、AI/DX関連事業が計画を上回って推移

■26年5月期は先行投資を予定し営業損失の見通しとしたが積極姿勢に期待集まる

 アイデミー<5577>(東証グロース)は6月13日の後場、一段と強含む相場となり、13時半を過ぎて3%高の666円(23円高)をつけ、出直りを継続している。12日午後に5月決算(2025年5月期・連結)予想の増額修正を発表し、営業利益と経常利益は一転、黒字の見込みに見直すなどで、好感買いが先行している。

 25年5月期の連結売上高は従来予想を6.2%上回る20億50百万円の見込みに見直し、営業利益と経常利益はこれまでともに1億10百万円の損失としてきたが各々40百万円の黒字の見込みに見直した。AI/DXプロダクト事業およびAI/DXソリューション事業がともに、比較的規模の大きいAI/DX関連の人材育成投資を獲得でき計画を上回って推移したことに加え、連結子会社による外部顧客向け売上も想定を超過したこと、などが寄与した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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