【株式市場】円高のため日経平均は重いがシャープ急伸など材料株が活況

株式市場

◆日経平均の前引けは1万9863円51銭(16円30銭安)、TOPIXは1600.55ポイント(2.63ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億6692万株

チャート13 24日前場の東京株式市場は、円相場が1ドル122円台に入る円高基調のため買い気がそがれる雰囲気があり、日経平均は朝方24円80銭高(1万9904円61銭)まで上げたあとは概して南洋小動きとなった。トヨタ自動車<7203>(東1)などは堅調だが、日経平均の前引けは16円30銭安(1万9863円51銭)となった。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調となっている。

シャープ<6753>(東1)が官民ファンドの産業革新機構による支援観測などを受けて13%高の急伸となり、ロサンゼルスオートショー(米国時間11月20日~29日)での自動運転技術への注目などに期待してパイオニア<6773>(東1)アイサンテクノロジー<4667>(JQS)などが上げ、東京五輪のエンブレム作品の応募が本日正午に開始とされてイラスト制作ソフトのアートスパークホールディングス<3663>(東2)などが連想買いを集めて急伸。ロゼッタ<6182>(東マ)は上場3日目で公開価格695円の5.3倍の3705円で売買が成立して初値がついた。

東証1部の出来高概算は9億6692万株、売買代金は1兆681億円。1部上場1917柄のうち、値上がり銘柄数は924銘柄、値下がり銘柄数は847銘柄となっている。

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