
■第1四半期決算は減益だが「メンテナンス需要も引き続き堅調」など快調な様子
ダイハツインフィニアース(旧・ダイハツディーゼル)<6023>(東証スタンダード)は7月31日、飛び出すように急伸して一時ストップ高の1741円(500円高、22%高)まで上げ、約1か月ぶりに上場来の高値を更新している。30日の夕方に発表した第1四半期決算(2025年4~6月、連結)は営業利益が前年同期比4.3%減の14.87億円となるなどで各利益とも減益だったが、期初に開示した第2四半期累計(4~9月)の予想営業利益は17億円、通期の予想営業利益は50億円。これらとの対比で好調と受け止められたようだ。
第1四半期は前年同期比で減益だったが、主要な販売先の造船・海運業界で「新造船の発注は大幅な回復傾向を示しており」「中小型機関の販売が好調に推移するとともに、メンテナンス需要も引き続き堅調に推移」(決算短信より)と好調さを示した。第2四半期、通期の連結業績予想は全体に期初の予想を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)