任天堂、親子で楽しむ新シリーズ「マイマリオ」発売へ、つみきやえほん・無料アプリなど子ども向け商品を拡充

■直営店と全国書店で販売、一部は2026年に海外進出

 任天堂<7974>(東証プライム)は8月8日、マリオをテーマにした新商品シリーズ「マイマリオ」を26日から販売開始すると発表した。対象は小さな子どもとその家族で、日常生活の中で親子で楽しめる商品を展開する。販売はNintendo TOKYO、OSAKA、KYOTOの直営店舗で行い、同社製品に加えパートナー企業製品も含まれる。商品は今後も追加予定で、一部は2026年に海外販売も予定している。

 第1弾として、マリオやルイージ、ゲーム内アイテムをかたどった「つみき」や、仕掛けでマリオの顔が動く「えほん」、タブレットやスマートフォン、Nintendo Switch向け無料アプリ「かおマリオ」、短編の「コマどりアニメ」などを用意。つみきは軽量で持ちやすく設計され、キャラクターつみきはamiiboとしてゲーム内でも利用可能。えほんは全国書店でも販売され、アプリはiOS15以上とAndroid6.0以上に対応する。アパレルや雑貨、ぬいぐるみも順次展開予定だ。

 任天堂は創業以来、独創的な娯楽の提供を通じて世界中に笑顔を届けることを企業理念としてきた。ファミリーコンピュータから最新のNintendo Switch 2に至るまで、8億6000万台以上のハードと59億本以上のソフトを販売し、マリオやゼルダの伝説など多数の人気IPを創出してきた。同社は「任天堂IPに触れる人口の拡大」を基本戦略に、今後も独創的なエンターテインメントの創出とグローバル展開を推進する方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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