
■3年かけた改装と新コンテンツ投入が奏功
大阪ガス<9532>(東証プライム)は、食と住まいのショールーム「hu+g MUSEUM(ハグミュージアム)」の累計来場者数が200万人を突破したと発表した。同施設は2015年に大阪ガス発祥の地に開設され、最新ガス機器の展示や食・住まいに関する情報発信を行ってきた。新型コロナ禍で来場者が減少したが、2022年以降3年にわたるリニューアルを実施し、カフェレストランやキッズスペース、都市ガスを学べる体験設備などを拡充。2025年からは人気キャラクター「クレヨンしんちゃん」を応援隊に起用し、体験型イベントの集客力が向上した。
累計200万人突破は、同グループ創業120周年と施設開業10周年の節目に達成された。施設は五感で楽しめる体験型ショールームとして定着し、コロナ禍前の来場水準を回復。地元企業とのコラボや新コンテンツの投入が奏功し、幅広い世代から支持を集めている。今回の成果は、地域との結びつきと継続的な施設価値向上の取り組みが背景にある。
ハグミュージアムでは、10月3日から5日にかけて来場者200万人突破と開業10周年を祝う記念イベントを開催予定。さらに10月18日・19日には創業120周年記念イベントも行う。詳細は公式HPやSNSで案内される予定で、来館者増加と地域活性化への寄与が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)