文字起こしできるレコーダー「viaim AIイヤホン&レコーダー」が大幅アップデート、多言語対応やAI機能を強化

■クラウドファンディングで先行販売した2製品、ECサイトで本格展開へ

 VISION INTELLIGENCEは8月15日、文字起こしできるレコーダー「viaim RecDot」と「viaim NoteKit」の一般販売を9月から開始すると発表した。これまでクラウドファンディングで先行発売していたが、ECサイトを通じてより幅広いユーザーへ展開する。また、ユーザーの利便性向上を図るため、マインドマップ機能や多言語対応チャットボット機能など、生産性を高める新機能も追加した。

 価格は「RecDot」が34,800円、「NoteKit」が13,800円(いずれも税込)。同社は、AIを活用した同製品がビジネスシーンだけでなく、あらゆる場面での活用を可能にするとしており、これらの機能アップデートにより、グローバルなビジネス展開や情報共有の迅速化を強力に支援すると説明している。

 新機能として、オンライン会議や商談の要点を視覚的に整理できるマインドマップ機能(RecDotのみ)を搭載。複雑な情報を直感的に理解し、チーム内での認識共有を促進する。また、対応言語は全21言語に拡大。さらに、GPT-5など大規模言語モデルに対応した多言語対応チャットボット機能(RecDotのみ)を実装し、会議記録を対象に過去の記録も横断して検索・対話が可能になった。これにより、必要な情報の迅速な抽出や振り返りをサポートする。録音データの自動要約表示機能(RecDot・NoteKit)も加わり、タイトルから内容をひと目で把握できるようになった。

 さらに、有料プランでは高性能な大規模言語モデルの選択肢を拡張し、AIによる要約やToDo抽出、対話機能の精度を向上させている。文字起こし可能時間は月600分から無制限まで利用できる3つのプランを用意し、用途に応じて選択できるようにした。両製品ともISO 27001準拠のセキュリティ環境で、Amazon AWSを利用した国内サーバーで運用するため、安心して利用できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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