スクエニ・セガサミー・バンナムHD、使用済みモニター寄付3500台突破、難民雇用や子供の教育支援に活用
- 2025/8/18 15:19
- IR企業情報

■デジタルコンテンツ開発で生じる不要モニターを再利用し、難民雇用や子どもの教育支援に貢献
セガサミーホールディングス<6460>(東証プライム)は8月18日、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>(東証プライム)傘下のスクウェア・エニックスとバンダイナムコホールディングス<7832>(東証プライム)の3社が共同で使用済みPCモニターを寄付し、累計寄付台数が3500台に到達したと発表した。寄付先は電子機器リユース・リサイクル事業を展開するピープルポートであり、日本における難民雇用創出や子供の教育支援などの社会課題解決に活用されている。3社は2021年9月から49回にわたり寄付を行っており、業界横断的にIT部門が連携することで持続的な取り組みを実現している。
スクウェア・エニックス、セガサミー、バンダイナムコの各グループはデジタルコンテンツ開発の現場で高性能モニターを多用しており、機材更新の過程で不要となるモニターを活用する道を模索していた。これを契機にセガサミーが両社に協力を打診し、共同寄付プロジェクトが立ち上がった。各社のIT部門が連携することで単独よりも多くの寄付が可能となり、社会貢献の裾野を広げている。
ピープルポートは不要機器の回収から再生PCの販売までを行い、難民雇用や教育支援を推進している。3社は今後も企業の垣根を越えてIT部門が協力し、モニターのリユースを通じて資源活用と環境負荷低減を進める方針を示した。本取り組みは業界規模でのエコ社会実現と社会的課題解決の一助となることを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)