セブン銀行と伊藤忠商事、資本業務提携に向け協議開始、ファミリーマートへのATM導入可能性も?

■幅広い金融分野での協業を検討、サービス拡充に期待

 セブン銀行<8410>(東証プライム)は8月18日、伊藤忠商事<8001>(東証プライム)との間で資本業務提携に向けた協議を開始すると発表。両社は幅広い金融分野での協業を念頭に置き、今後の具体的な提携内容を検討する。伊藤忠商事は生活消費分野を中心に多様な事業基盤を持ち、新たなビジネスモデルの創出に強みを有している。一方、セブン銀行は全国に2万8千台以上のATMを展開し、本人確認書類読取や顔認証機能を搭載した新型ATMの全国配備を完了しており、これを基盤にしたサービス拡充を進めている。

 今回の合意は、セブン銀行が6月にセブン&アイ・ホールディングス<3382>(東証プライム)から非連結化されたことを背景に、独自の成長戦略を模索する中で浮上。伊藤忠商事は国内外で幅広いネットワークを有し、金融を含む多様な事業領域を展開しており、両社の強みを掛け合わせた協業によって新たな金融サービスの創出が期待される。協議の詳細は現時点で明らかにされていないが、伊藤忠傘下のファミリーマートへのセブン銀行ATM導入が検討対象に含まれる可能性も指摘されている。

 セブン銀行はこれまでも複数の企業との連携を模索してきたが、持続的な成長とATM事業の強化を見据え、伊藤忠商事が最適なパートナーと判断した。今後の協議を通じて両社は金融分野における新たな価値提供を目指すとしており、今後開示すべき事象が発生した場合には速やかに公表する方針を示した。今回の動きは、国内金融業界における異業種連携の広がりを象徴するものといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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