
■久石譲の旋律を全天映像と共に、期間限定上演
コニカミノルタ<4902>(東証プライム)傘下のコニカミノルタプラネタリウムは8月20日、映画『ハウルの動く城』の音楽を題材にした新たなプラネタリウムコンサートを発表した。公演は2025年10月4日から11月30日までの期間限定で、東京・有楽町の「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」で実施される。公演内容は、久石譲による同映画の名曲をクラシック奏者グループ「あめのした」が生演奏し、プラネタリウムならではの全天映像や流れ星の演出と組み合わせた没入型体験を提供する。演奏曲には「人生のメリーゴーランド」や「空中散歩」など全10曲が含まれ、主題歌「世界の約束」も特別演奏される予定である。
同公演は約50分で、星空と音楽が織りなす非日常的な空間を体感できる点が特徴となっている。チケットは8月23日10時からオンラインで一斉販売され、システム利用料を含め4400円(税込)で提供される。当日券は4900円(税込)で、会場窓口にて販売予定だが、オンライン販売で完売した場合は取り扱いがない。入場は整理番号順の全席自由席となり、オンライン購入者が優先される。なお、同イベントは映画本編映像の投影はなく、未就学児の入場は不可とされている。
また、会場の特性上ステージが見えにくい場合があるほか、感染症対策を徹底して運営される。演奏を担当する「あめのした」は、ピアノやサックス、チェロ、コントラバスによるカルテットで、クラシックを基盤に多様な音楽性を取り入れた演奏を特徴とする。主催者は来場者に対し、特設サイトでの注意事項確認を呼びかけている。今回の試みは、映像と音楽を融合させた新しいエンターテインメントとして注目を集めそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)