アイリッジ、「FANSHIP」と「.pay(ドットペイ)」が大規模商業施設の「カメクロアプリ」に採用

■「カメイドクロック」、4月末に開業

 アイリッジ<3917>(東マ)の「FANSHIP」と東急<9055>及び NTTデータ<9613>が提供する独自の決済・販促ソリューションサービス「.pay(ドットペイ)」は、野村不動産が2022年4月末に開業する大規模商業施設「カメイドクロック」(東京都江東区)の顧客向けアプリ「カメクロアプリ」に採用された。

 「.pay(ドットペイ)」は、販促機能をひとまとめにした、決済連動型の販促ソリューション。ワンアクションで処理できるQR決済機能、自社ポイント、クーポン機能を提供し、顧客の購買データを収集し購買販促に強みをもつサービスである。また、「FANSHIP」は、顧客を優良顧客へと育成し、売上・利益を最大化するアプリマーケティングツールで、アプリ上や店舗での顧客の行動、CRMデータなどを取得・分析の上、データに基づく行動情報販促に強みをもつサービスである。「.payドットペイ)」と、「FANSHIP」が互いの強みを生かし連携することで、従来の施設アプリでは提供が難しかった購買と行動履歴を掛け合わせた顧客の属性や行動に合わせたプッシュ通知などのアプリ販促を実現できる。

 同アプリは、商業施設「カメイドクロック」の全136店舗の内、約110店舗で利用可能な顧客向けアプリ。野村不動産が顧客へのOne to Oneマーケティングの導入を検討する中、店舗限定クーポンの配信や顧客の行動情報・決済データを活用したプロモーションなど顧客それぞれにあった販促が可能な点が評価された。

 3社は、同アプリの販促機能の拡充やアプリ運用サポートなどを通じ、「カメイドクロック」を利用する顧客、店舗スタッフ、導入施設にとって利便性の高いサービス提供を目指す。また東急とNTTデータは、より一層のアライアンスを強化し、全国の商業施設に対し、2025年3月末までに数十施設での決済・販促ソリューションの提供を進めていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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