
■前期は各利益とも連続最高を更新、今期は微増の見込みとするが期待強い様子
ハピネット<7552>(東証プライム)は8月26日、再び上値を追う相場となり、6910円(380円高)まで上げた後も堅調に売買され、2日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。25日付で、米国にバンダイナムコHD<7832>(東証プライム)のバンダイのオリジナルカプセルトイブランド「ガシャポン」専門店のテキサス州ダラス3号店を8月22日にオープンしたと発表し、期待が強まっている。また、SBI証券が25日付でハピネット株式の目標株価をこれまでの6180円から9690円に引き上げたと伝えられており、買い安心感が広がっている。
ハピネットの業績は好調で、任天堂の新ゲーム機「Nintendo Switch2(ニンテンドースイッチ・ツー)」や人気トレーディングカードを取り扱うなどで、前期は各利益とも連続最高を更新した。今期は関税を巡る不確定要素などにより、第1四半期決算発表の時点でも売上高、各利益を微増程度の予想を継続したが、SBI証券では収益の伸びが大とみているもようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)