ポプラが急騰、株主優待を再導入、26年2月末基準でポイント付与、業績は減益も見直し買い

■債務超過懸念の解消を踏まえ、株主還元を再開

 ポプラ<7601>(東証スタンダード)は1月9日14時、株主優待制度の再導入を発表した。新型コロナ影響などで業績が悪化し、2020年8月末時点の株主(100株以上)への贈呈を最後に優待を廃止していたが、事業構造改革と財務体質の改善を進め、債務超過や資金繰り懸念を解消したとして制度を復活させる。

 株主の日頃の支援への謝意を示すとともに、投資魅力を高め、中長期で保有する株主の増加を図る。配当など他の還元策も継続的に検討し、企業価値向上に取り組む方針を掲げた。

 対象は毎年2月末日時点で300株(3単元)以上を保有する株主で、初回基準日は2026年2月28日とする。優待は楽天ポイントまたはdポイントで、300株以上1000株未満は1000ポイント、1000株以上2000株未満は2000ポイント、2000株以上は3000ポイントを付与する。取得方法は2026年5月初旬発送の定時株主総会招集通知に同封予定。

 発表の決算は、2026年2月期第3四半期累計の営業利益2億85百万円(前年同期比21.1%減)、経常利益2億77百万円(同23.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億73百万円(同48.3%減)となった。

■後場急騰、株主優待再導入を材料視

 株価が後場に急伸し、14時05分には前日終値比37円高の209円まで上昇した。株主優待制度の再導入を発表したことが材料視され、投資魅力の回復期待から短期資金が流入した。出来高も約170万株に膨らみ、売買代金は3億円超と活況を呈した。業績は減益ながら、財務改善を背景に見直し買いが優勢となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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