ナイス、山大と業務提携、国産材供給と非住宅木造を強化

■プレカット事業の役割分担で生産性向上と需要獲得を狙う

 ナイス<8089>(東証スタンダード)は1月9日、木材加工・住宅資材事業を手掛ける山大と業務提携契約を締結したと発表した。国産材の利用拡大を成長戦略の柱に掲げる同社は、同提携を通じて国産木材の供給力強化と非住宅木造市場での需要獲得を目指す。

 同提携の背景には、ナイスグループが中期経営計画「Road to 2030」で掲げる「国産木材の供給」および「非住宅木造建築」の成長ドライバーがある。山大は宮城県石巻市を拠点に、県内随一の製材・加工能力を有し、宮城県産材ブランド「宮城の伊達な杉」を中心とした高品質な国産材を安定的に供給できる体制を整えている。

 具体的には、プレカット事業での役割分担を明確化し、ナイスは汎用プレカット加工を優先的に受託して生産能力を高める。一方、山大は特殊プレカット加工に経営資源を集中する。併せて、国産材の安定調達と販路拡大を進め、両社で定期的に協議しながらシナジー創出を図る。2026年3月期業績への影響は現時点では未定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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