AeroEdge、チタンアルミブレード新材料量産へ、栃木で新工場建設と設備増強

■足利市に鋳造工場・ラボ新設、本社工場も加工設備を増強

 AeroEdge<7409>(東証グロース)は8月27日、LEAPエンジン用チタンアルミブレードの新材料量産化と市場シェア拡大に向け、栃木県足利市の新工場建設や本社工場での加工設備増強を含む大規模設備投資を行うと発表した。投資総額は約50億円に達し、自己資金と借入金に加え、経済産業省の助成金を活用する計画である。投資期間は2025年8月から2027年半ばにかけて実施される。

 同社は仏サフラン社にLEAPエンジン向けチタンアルミブレードを供給しているが、原材料を欧州企業1社に依存してきたことから供給リスクを抱えていた。このため数年来、新材料の開発を進め、8月14日にサフラン社と新材料の供給および市場シェア拡大に関する契約を締結していた。今回の設備投資は、この契約を前提に量産体制を確立し、ブレードの供給能力強化を図るものである。

 具体的には、足利市奥戸町に土地7640平方メートルを取得し、鋳造工場やラボを新設、鋳造設備や検査装置を導入する。投資額は25億7500万円で、2027年4月の完成を見込む。また、本社工場(足利市寺岡町)にはマシニングセンターや研削盤、非破壊検査装置などを追加し、投資額は24億4600万円、2027年6月完成を予定している。これにより原材料供給から加工までの垂直統合体制を確立し、航空機需要の拡大に対応した収益基盤の強化を目指す。同件の業績影響は既に公表済みの2026年6月期業績予想に織り込まれている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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