
■早ければ年内にも販売開始と伝えられ期待高まる
あすか製薬HD(あすか製薬ホールディングス)<4886>(東証プライム)は9月1日、買い気配を上げて始まり、本日のストップ高(500円高の2950円)に向けて急伸している。事業子会社・あすか製薬の避妊薬「ノルレボ」について、薬事審議会が29日、「緊急避妊薬(アフターピル)の市販薬としての販売を了承した」(日経電子版8月29日夜)と伝えられ、期待が高揚している。
同社は2025年5月に同薬の申請について発表していた。「厚生労働省の専門部会は29日、あすか製薬(東京都港区)が申請した緊急避妊薬『ノルレボ』について、製造販売の承認と、新設された「特定要指導医薬品」への指定などを了承した。安全性の観点から、研修を受けた薬剤師の面前での服用を要件とした。今後、厚労省から承認と指定を受ければ、緊急避妊薬が初めて市販化される。早ければ年内にも販売が始まる」(時事ドットコム8月29日夜)などと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)