PayPay、中国「WeChat Pay」と連携、訪日客決済を強化

■訪日外国人需要拡大を背景に加盟店での利便性向上を狙う

 ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)傘下のPayPayは9月4日、中国の決済サービス「WeChat Pay」と連携することを発表した。2025年9月中旬以降、全国のPayPay加盟店で利用可能となる。これにより、同社が既に連携している各国サービスと合わせ、14の国・地域で提供される26種類のキャッシュレス決済が日本で利用できる体制が整う。利用はユーザースキャン方式(MPM)の加盟店に限定される。

 訪日外国人観光客は2025年7月に前年同月比4.4%増となり、過去最高を記録した。上半期累計は最速で2,000万人を突破し、中国本土からの訪日客は前年同期比53.5%増の471万人に達している。「WeChat Pay」は月間アクティブユーザー数14億人を超える中国最大級のアプリ「WeChat」内の決済機能であり、今後は大阪・関西万博や紅葉シーズン、年末年始にかけてさらなるインバウンド需要の拡大が期待される。

 PayPayは2018年10月のサービス開始当初から海外決済サービスとの接続環境を整備してきた。加盟店では日本円で金額を入力するだけで各国通貨に自動換算され、訪日外国人も容易に買い物が可能となる。言語対応の負担軽減にもつながり、加盟店の利便性も高まる。今後も同社は海外サービスとの連携拡充を進め、加盟店のインバウンド需要取り込みを後押しするとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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