ホンダ、新型「CR-V」先行予約を開始へ、快適性と走行性能を両立した新世代SUV

■12月12日から先行予約、パワートレーンと室内空間を大幅進化

 ホンダ<7267>(東証プライム)は、2026年2月に発売予定の新型「CR-V」の先行予約を12月12日に開始すると発表した。同社は発表と同時に公式サイトで詳細情報を先行公開し、「快適性と走行性能の両立」を掲げたオールラウンダーとしての進化点を示した。グランドコンセプトを「感動CR-V」とし、幅広い利用シーンで高い満足度を提供するモデルと位置付ける。

 新型モデルでは、街中から山道まで安心して運転できる視界とドライビングポジションを重視し、ステアリング角度を28度から25度へと変更するなど、誰もが扱いやすい運転姿勢を追求した。後席足元スペースを16mm拡大し、クラストップレベルの広さを確保するとともに、リクライニング段数を8段階へ増加することで長距離移動時の快適性を向上。荷室は開口部の広いフラット構造とし、2列目スライド機構の追加でクラストップクラスのカーゴ容量を実現した。エクステリアは力強く上質なシルエットへ進化し、インテリアはシャープで精緻な造形により運転しやすさと機能性を両立した。

 パワートレーンには第4世代e:HEVをベースに、CR-V専用のハイ/ロー2段直結ギアを採用し、初めてローギアによるエンジンドライブモードを追加したことで、上質な走りと環境性能の両立を図った。また、「RS BLACK EDITION」には安全支援システム「Honda SENSING 360」を国内SUVとして初搭載し、対向車とのすれ違いから高速道路での車線変更支援まで、安全領域を大幅に拡大した点も特徴となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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