ヤマハ発動機、Nikon Instrumentsと戦略的提携、医薬品開発支援を強化

■ボストンNBILで先端細胞研究体制を構築、CELL HANDLER 2を設置

 ヤマハ発動機<7272>(東証プライム)は12月4日、米国Nikon Instrumentsと医薬品研究・開発を目的とした戦略的提携を開始したと発表した。両社はボストン地域に設置されたNikon BioImaging Lab(NBIL)を拠点に、同社の細胞ピッキング&イメージングシステム「CELL HANDLER 2」とNikon側の高度な撮影技術を組み合わせ、医薬品開発プロセスを支援する体制を構築する。

 提携の一環として、同社はNBILに「CELL HANDLER 2」を設置し、米国研究者が細胞観察から細胞操作まで一連の先端設備にアクセスできる環境を整えた。また、購入検討者の研究サンプルを用いた有用性確認試験をNBILで実施可能とし、研究目的に応じたバイオアッセイ開発を支援する仕組みも導入した。これにより、研究効率の向上と新薬開発に向けた検証プロセスの高度化を目指す。

 ヤマハ発動機は2025年3月に「CELL HANDLER 2」を発売しており、細胞研究分野に強みを持つNikon Instrumentsとの協業によって、両社の技術シナジーを最大化する構えである。今後は、NBILを軸に医薬品研究における細胞観察と細胞操作の両面で活用を拡大し、研究者の多様な開発ニーズに対応する体制を強化する見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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