明治機械、全農くみあい飼料から大型プラント工事を受注、売上高の10%超規模

■加熱加工設備老朽化に対応、事業基盤強化へ

 明治機械<6334>(東証スタンダード)は9月12日、大手配合飼料メーカーであるJA全農くみあい飼料から、大型プラント工事を受注したと発表した。今回の案件は、同社の加工設備更新に伴うものであり、配合飼料製造工程における加熱加工設備の老朽化に対応する更新工事となる。納入は2026年9月を予定している。

 受注金額は契約上の秘密保持条項および発注先の要請により非開示とされたが、2025年3月期連結売上高実績の10%以上に相当する規模であると説明している。これは同社にとって売上に与えるインパクトが大きい受注案件であることを示している。

 なお、2026年3月期業績への影響は軽微であり、売上の大半は2027年3月期に計上される見通しだとしている。今回の受注は同社の事業基盤を強化し、中長期的な収益拡大に寄与する案件として位置付けられている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る